アクセンチュア、好調な業績はしばらく続く見込み【21年9-11月期】

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アクセンチュアの決算が発表されたので、この記事で振り返っていきたいと思います。

この企業はITのコンサルタント業務を得意分野に持っているので、コロナ流行後にもっとITを活用してビジネスしたいと考えている企業を支援して売上を伸ばしているのか、最近は業績が好調です。

アクセンチュア株は今は高すぎるので買っても少額にとどめるべきだと思いますが、安くなったら長期目線で買いに行きたいと思っています。

この記事のポイント

  • 2021年9-11月期の業績は売上も一株利益も予想を上回る好決算だった。今後の業績見通しも良好だった。
  • 新規契約金額を見ていると、今後もアクセンチュアの業績は好調が続く可能性がある。
  • ただし、現時点では株価は割高。2022年の金利上昇局面で株価が下落したり、景気が悪化した場合には長期目線で少額ずつ買い増しをしたい銘柄。

好調だったアクセンチュア


今期もアクセンチュアの業績は好調でした。売上も一株利益もともにアナリストの予想を超えています。

  • 売上:$14.97B(予想14.22B、前年比+27%)
  • 一株利益:$2.78(予想$2.63)

注目なのは、売上成長率です。

コロナ流行前は10%前後の成長が続いていたのですが、最近では20%をこえて30%近い成長率にまで伸びています。

売上の成長に牽引されて、一株利益の最近はかなりの伸びを示しています。

今後の業績見通しも良好

今年2021年にアメリカの景気が力強く回復して業績が良くなった企業は数多くありますが、そういう企業の大抵は来年2022年に成長率が鈍化する見通しを示しています。

しかし、アクセンチュアの好調な業績はまだ続くようで、2021年8月で終わる2022年度の業績見通しを引き上げ強気の姿勢を見せています。

  • 2022年度売上の見通し:前年比19%-22%(予想13%)
  • 2022年度一株利益の見通し:$10.32-$10.60(予想$10.13)

アクセンチュアの高成長が続く理由


アクセンチュアの経営陣が今後の売上に強気の姿勢を見せている理由の一つには、最近の新規契約金額の大きな伸びがあります。

これを説明するために、IT業界の契約金額と売上の違いについて少し補足をします。

アクセンチュアは、大手企業を顧客にシステムの保守・運用などを請け負う契約を数年単位でかわす場合があります。

そういう場合には、契約を結んだタイミングで顧客から一括で支払いを受け取るのではなく、たいていは四半期ごとなど決まったタイミングで売上金額を受け取る契約を結びます。

なので、今期に新たに結んだ契約によって、将来の売上の一部は既に契約で確保されているという手堅いビジネスをしています。

最近の新規契約の金額の伸びを見てみると前年比+40%や前年比+30%の伸びこともあり、好調が続いています。

アクセンチュアの経営陣は最近の好調な新規契約の中身をもちろん知っているので、2022年度のどの四半期でどの程度の売上が既に入ることになっているかがわかっています。

その上で2022年度の売上予想を上方修正しているので、しばらくアクセンチュアはかなり高い確率で良い業績が続くと思われます。

さいごに


既にアクセンチュア株を持っている人には、今回の決算は朗報だったと思います。

少し悩ましいのは、これからアクセンチュア株を買いたいと思っている投資家で、この銘柄の最大の問題点は既に株価が高すぎることです。

良い企業で今は業績の調子も上げている時期なのに、今から買っても旨味はそれほど大きくないかもしれないというのが困ったところです。

今は買うにしても少額にとどめるのが良いかもしれません。

割高なのはアメリカの低金利が背景にあると思うので、2022年から利上げが続けばどこかで大きく株が下落するとは思います。大きく下がったところで買い増ししたい銘柄です。


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