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【投資戦略】ビットコインの4年周期のサイクルに乗る投資

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「ビットコインは気になっているけど、どのような投資をしたら良いかイメージがわかない」という人は多いと思います。

私は2019年からビットコインに投資していますが、投資し始めてから初めて気づくことがたくさんあります。

この記事では、これからビットコインの投資を始める人にむけて、私が暗号資産(仮想通貨)の投資をするならもっと早く気づいておくべきだったと感じた、ビットコインの特徴(性質)についてお話します。

また、特徴を理解した後に、後半の記事では「ビットコインでどう投資をするか」を考えていきます。

この記事のポイント

  • ビットコインには「4年に1度のサイクルがある」。過去の4年周期のサイクルには3つの特徴があった。
  • 1つ目は、「2年の上昇期の後に、2年の低迷期が来たこと」。投資をするならサイクルの初めの年が良い。現サイクルなら2020年。
  • 2つ目は、「サイクルの初値と終値を比べると、価格が数倍になっていること」。サイクルの初めに買って、売らないで保有しているだけでもリターンが出た。
  • 3つ目は、「価格上昇率はサイクルごとに大幅に低下すること」。高いリターンを得たいなら現サイクル(2020年)から検討の余地がある。
  • 3つの特徴を踏まえると、「各サイクルで1年目に買って、2年目に売る戦略」、「各サイクル1年目に買い増しをして、売らずに保有する戦略」が考えられる。

ビットコインは4年周期で動いている

「ビットコインの価格は上下に変動が大きくて、ギャンブルみたい」と思っている人は多いと思いますが、ちゃんと調べるとパターン化された動きがあります。

「2012年始から2015年末まで」と「2016年始から2019年末」までの2つの時期で、ビットコインの価格を比較してみるとかなり似た動きをしていることがわかります。

つまり、ビットコインは4年周期で動いていることがわかります。

4年サイクルで動いているのは、たぶん偶然ではありません。

ビットコインには、4年に1度、新規に採掘される量が半分になる「半減期」と呼ばれる現象があります。半減期が来ると、ビットコインの供給量(ビットコインを売って現金化する量)が減るので、価格が上がりやすくなる仕組みあります。

ビットコインの4年にサイクル

  • 半減期の年(2012年,2016年,2020年,・・・)を迎えて、ビットコインの価格が上がり始める。
  • 半減期の翌年は、急な価格の上昇からビットコインのバブルが起きやすくなる。
  • バブルが弾けて、2年間かけてビットコインの価格が下る低迷期を過ごす。
  • 次の半減期を迎える。

ビットコインの4年サイクルの特徴

「2012年-2015年」と「2016年-2019年」のビットコインの価格の推移のグラフをもう一度見てみると、4年周期で動いている以外に気づくがあります。

私が気になった点は次の3点です。

  • 2年の上昇期の後に、2年の低迷期が来ている。
  • サイクルの初値と終値を比べると、価格は数倍になっている
  • ビットコインの価格上昇率は、サイクルごとに大幅に低下している。

特徴1:2年上昇後に、2年低迷

4年サイクルの動きを見てみると、初年から2年目の年末にかけて価格が上昇し、その後は2年間の低迷をしていることがわかります。なので、投資するならサイクルの1年目(2012年、2016年、2020年、2024年)が良さそうです。

特徴2:サイクル終値は初値の数倍

また、サイクルでは「2年の上昇」の後に「2年の下落」がやってきますが、2年間の下落率は上昇率よりもかなり小さいです。なので、1サイクルの4年間が終わるごとに、ビットコインの価格は上がった状態で次のサイクルに突入しています。

前回サイクルの「2016年-2019年」の4年間ではビットコインは16倍になり、「2012年-2015年」では78倍になっています。

特徴3:ビットコインの価格上昇率の低下

こちらは少し残念な現象ですが、サイクルが1回終わるごとにビットコインの価格上昇率は大幅に低下しています。実際に、「2012年-2015年」の4年間のリターンが78倍から、「2016年-2019年」では16倍に減っていることからもわかります。

今後も恐らく、ビットコインのリターンの低下傾向は続きます。

ビットコインの投資戦略

これらの特徴がもしも今後も続くとすると、ビットコインの買い方が見えてきます。

  • 【投資戦略1】:各サイクルで1年目に買って、2年目末に売る戦略。
  • 【投資戦略2】:各サイクル1年目に買い増しをして、売らずに保有する戦略。

いずれも共通しているのは、半減期初年度の2020年、2024年・・・と4年ごとに買うことです。

違うがあるのは、1つ目の作戦では、ビットコインのピークを迎えるサイクル2年目末(2021年末、2026年末)に売り抜けるのに対して、2つ目の作戦では売らずに保有を続けて、次のサイクルの初年度で更に追加投資をすることです。

売り抜けられる自信があれば2年目で売る戦略1、そうでなければ保有する戦略2で良いと思います。

ビットコインのリスクの抑え方

最後に大事なことですが、上のグラフで見られた過去2回のビットコインのサイクルの特徴が、次の2020年からの2024年では再現しない恐れもあります。

その場合に備えて、ビットコインへの投資は投資資金のごく一部(最悪全額失っても痛くない金額)に抑えることをおすすめします。

また別のリスクの押さえ方としては、「ビットコインの資産が倍になった時点で、投資した金額分だけ売る」という選択肢もあります。そうすれば最低限、大事な投資資金は回収できているので、その先どれだけビットコインが下落しても痛くもかゆくもありません。

ちなみに、こうした話をすると「どこの口座がオススメでしょうか」という質問を必ず受けるのですが、私の場合はどれか1つの口座に限定せずに以下3つの口座に資金を分散させて投資しています。

主要な暗号資産(仮想通貨)取引所

先程、ビットコインの特徴をお話したように、ビットコインの価格上昇率はサイクルごとに低下しています。もしやるなら、2024年からのサイクルではなく、2020年からのサイクルのほうがリターンが見込めると考えています。


関連記事:ビットコイン投機をどうやったら投資に変えられるか、本気で考えてみた。


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