アップルは買い銘柄。サブスク売上+40%で急成長【2019年7-9月期決算】

  • by
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

買っても良いと感じたアップルの決算

アップルの2019年6-9月期の決算が発表されました。利益・収益ともに予想を上回る良い決算でした。好調ですね。

  • 1株利益:2.84ドルの予想を上回る3.03ドル
  • 収益:629.9億ドルの予想を上回る640億ドル(前年比+1.8%)

私は正直、この会社は2019年にもっと苦戦すると思っていました。世界的にスマートフォンの売上が減少に転じてiPhoneも売れなくなり、新たな収益源としてサービス事業が育つまでの数年は、売上も伸び悩むと考えていたのです。

一般的に稼ぎ頭が変わっていくビジネス変革期の企業は売上も株価も伸び悩む傾向があるからです。しかし、今のところアップルにその傾向は見られません。正直、私の想像以上に順調に来ています。

私は今までアップルはビジネス変革期を理由に懐疑的な見方をしていましたが、考えを改めつつあります。買っても良い銘柄だと思い始めています。

iPhoneの売上の減少はたしかにリスクですが、サブスクリプションビジネス(サービス事業)が好調なので、順調に変革が進む兆しが見えてきています。まだアメリカの経済全体に景気後退のリスクがあるので、そもそもどんな株もまだ購入する予定はありませんが、次にアメリカの個別株を安心して買いに行けるタイミングで、アップルを購入しようかと思っています。

iPhoneの売上減少をウェアラブルとサービス売上が大きくカバー

さて、製品カテゴリごとの売上を見ていくと、iPhoneはたしかに売上が減少しています。でも、iPhoneの売上減少を、AirPodsなどで好調なウェアラブルデバイスと急拡大するサブスクリプションビジネス(サービス売上)が救っています。

単位:100万ドル 2019 4Q 2018 4Q 前期比
iPhone 33,362 36,755 -9.23%
Mac 6,991 7,340 -4.75%
iPad 4,656 3,983 16.90%
Wearables Home and Accessories 6,520 4,223 54.39%
Services 12,511 10,599 18.04%
合計 64,040 62,900 1.81%

サブスクリプション売上が前年比40%で急成長

一番目に注目に値するのは、Appleのサービス事業の売上が18%で伸びていることです。前期は+12%だったのですが、サービス売上は急拡大しています。

大きな成功の要因はApple Music(音楽定額サービス)、Apple News+(雑誌定額サービス)、Apple Arcade(ゲーム定額制サービス)などのサブスクリプションビジネスと呼ばれる定額制サービスのおかげです。

サブスクリプションビジネスの売上は前年比で40%成長しているそうです。これはとてもすごいことです。プロダクトの会社からサービスの会社に変わると宣言したティム・クックCEOの宣言通りに、アップルは順調に変身を遂げていることを意味しています。

なので、冒頭で話をしたビジネス変革期のアップルの低迷の心配は、私の中ではかなり薄れつつあります。

ワイヤレスイヤホンの好調でウェアラブルデバイスも54%成長

また、サービス事業に比べて規模は小さいものの、ウェアラブルデバイスもかなりの急成長を遂げています。前年54%の売上増加は出来すぎの成績です。完全ワイヤレスイヤフォンのAirPodsがこの分野の好調を牽引しています。

また、今回の決算には含まれませんでしたが、2019年10月にアップルは好調なウェアラブルデバイスで新たに最新のワイヤレスイヤホンAirPods proを投入してきました。次の四半期には、この売上が乗ってくるので成長が楽しみな分野でもあります。

新サービスを先行リリースした北米売上が順調

次に、地域別の売上を見ていくと、「好調な北米」と「不調なその他」とはっきりと明暗が分かれる結果になりました。売上が急上昇しているサブスクリプションビジネスを北米からスタートさせている関係だと思います。

順次、北米以外の地域にもサービスを展開していけば、他の地域の売上も上がるはずです。つまり、サービス売上でこれから伸びる余地が北米以外にまだまだあることがわかります。

単位:100万ドル 2019 4Q 2018 4Q 前期比
アメリカ 29,322 27,517 6.56%
ヨーロッパ 14,946 15,382 -2.83%
中国 11,134 11,411 -2.43%
日本 4,982 5,161 -3.47%
その他アジア 3,656 3,429 6.62%
合計 64,040 62,900 1.81%

以上、アップルの2019年6-9月期の決算を見てきました。実に、内容がよかったと思います。

良かった点はサブスクリプションとウェアラブルデバイスの急成長で、低迷するiPhoneの売上をカバーできた点。特にサブスクリプションは、今後のアップルに安定収益をもたらす姿が想像できた点は、今後に期待を持てました。アップル、買っても良い銘柄だと思います。


本ブログからのお願い

この記事は、読者が自由に記事の金額が決められるPay What You Want方式をとっています。

「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じた場合は、YUTA'S INVESTMENT TICKETをクリックして、価値に見合った金額をお支払い下さい(※金額は自由に変更できます)。

価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、1人で何回クリックしても問題ありません。


タグ: