ビットコインの価格が2024年までに数倍に上昇する仕組み。

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2020年現時点で、ビットコインはあまり投資の対象として見られてはいません。

有名な投資家でも(むしろ著名な投資家ほど)、ビットコインには投資の価値がないという意見を持っていることが多いです。

ビットコインは価格の変動が激しいので誰にでもオススメできる投資ではありませんが、リスクがとれる投資家ならビットコインへの投資は興味深いテーマだと思います。

過去のデータを見る限り、ビットコインは今後数年は価格が上昇する可能性が高いと私は考えています。

ゴールドやシルバーなどの貴金属の価格モデル(式)をビットコインに適用すると、過去のビットコインの価格の動きを次のグラフのように説明できるようになります。

あくまでも理論値にすぎませんが、このモデルによれば2020年末にかけてビットコインは3万8000ドルを目指すようです。

もしもこのモデルが正しければ、2024年までにビットコインの価格が2020年5月比で約10倍程度に上昇します。

>>ビットコインの価格予想の詳細データ(Googleスプレッドシートが開きます)

この記事では、このモデル仕組みの詳細を解説していきます。

この記事のポイント

  • ゴールドやシルバーなどの金属は、世の中存在する総量を毎年供給される量で割った値(ストックフロー比率)が大きいほど、市場規模が大きくなる。ビットコインも同じ傾向が見られる。
  • 2020年5月12日にストックフロー比率が2倍になる半減期と呼ばれる変化が起こった。今後はビットコインの価格が上がりやすい環境が整いつつある。
  • ゴールド・シルバー・ビットコインの過去のデータを使うと、ストックフロー比率から市場規模とビットコインの価格を予測する式ができる。
  • 2020年5月から次の半減期の2024年までにビットコインの価格は約10倍程度上昇する可能性があるとの結果が出た。

この記事ではPlanBさんが書いたビットコインに関する記事をベースに、将来の価格予想ができるようにビットコインの価格のモデルを一部修正したものを使って考えます。

モデルを変更しているため、結果もわずかに異なります。

貴金属の市場規模とストックフロー比率


ゴールドやシルバーなどの貴金属は、めったにない珍しい物質なので価値が高いと言われています。

どれだけ珍しいかを数値にする方法はいくつかありますが、ここでは「世の中に存在する量(ストック)」を「毎年新規に発掘される量(フロー)」で割った値(ストックフロー比率)を使うことにします。ストックフロー比率は大きいほど珍しい物質ということが出来ます。

(ストックフロー比率) = (世の中にある総量:ストック) / (毎年の供給量:フロー)

そしてゴールドやシルバーなどの金属のデータをよく見てみるとストックフローの数字が大きいほど、市場規模が大きい傾向があることがわかります。

ストックフローが大きいほど、市場規模が大きい

貴金属 ストックフロー比率 市場規模
ゴールド 61.7 8兆4175億ドル
シルバー 22.0 3080億ドル
パラジウム 1.1 119.56億ドル
プラチナ 0.4 24億ドル

※(市場規模)は、(世の中の総量)×(単価)を計算した値です。

興味深いのはストックフロー比率と市場規模でグラフを作ると、キレイにある線上に沿う傾向が見られることです。


※上のグラフは縦軸も横軸も対数をとっています。

つまりこれらの貴金属ではストックフロー比率がわかると、市場規模を推測することができます。

ビットコインもストックフロー比率で市場規模が決まる


貴金属が鉱山で採掘されて日々新しいものが世の中に出てくるように、ビットコインも約10分毎に新規のビットコインが日々発行され続けています。

なので、貴金属で当てはまったストックフロー比率と市場規模の関係は、実はビットコインでも成り立ちます。

上のグラフは、実際に2010年から116ヶ月分のビットコインのストックフロー比率と市場規模の関係をグラフにしたものです。キレイに線上にデータが並んでいます。

またビットコインは設計段階で4年に1度、新規に発行されるビットコインの量が減少して、ストックフロー比率が上昇する仕組みがあります。つまり、理論的にはビットコインの市場規模は、4年に1度ごとに大きく上昇する傾向があります。

ビットコインのストックフロー比率は2140年まで決まっているので、ストックフロー比率とビットコインの市場規模の関係の式がわかれば、毎年、毎月のビットコインの市場規模を算出することができます。

ビットコインの市場規模の式


ここからは実際にビットコイン・シルバー・ゴールドの過去のデータを使って、ビットコインの市場規模を予測する式を調べていきます。

調べると言っても、エクセルやGoogleスプレッドシートを使えばデータを入力するだけで簡単に調べることが出来ます。(※べき乗近似曲線の式を求めます。詳しくはwebで検索してください。)

試しに2009年9月から2020年4月までの116ヶ月分のビットコインのデータと、ゴールド・シルバーのデータを使った場合、ビットコインの市場規模を算出する式は以下のようになりました。

ビットコインの価格モデルの検証

市場規模さえわければ、ビットコインの総量で割り算をすれば、ビットコイン価格(単価)を算出することが出来ます。

実際にこの方法で、2010年9月から2025年12月までのビットコインの理論価格(下図:薄ピンク線)を算出してみました。そして、この理論価格がどれだけあっているかを、過去のビットコインのデータ(下図:濃ピンク線)を重ねてみると、おおよそ理論価格は実際の価格に近い動きをしていることがわかります。

ビットコインは乱高下しつつも、長期的に見れば大きな階段を登るようにして、価格が上昇していることがわかります。

上の図で注目したいのは、黄色く丸をつけた半減期と呼ばれるタイミングです。この半減期のタイミングで、ビットコインの理論価格が急上昇します。

その仕組みはビットコインの半減期がわかると理解できます。

新規ビットコインの量が半分になる半減期とは

ビットコインの半減期は、10分毎に世の中に新規で発行されるビットコインの数量が半分になるイベントで、約4年に1回訪れます。

半減期をすぎると10分毎に新規で発行されるビットコインの量(フロー)が半分になるので、ストックフロー比率が増え、それにつれて市場規模も、ビットコインの理論価格も上昇します。

直近では半減期は2020年5月12日に起こりました。2021年にかけてビットコインの価格は、ストックフロー比率の上昇に合わせて上昇していく可能性が高いと考えています。

最後に

あくまでも理論なので実際の価格は大きくブレる可能性があります。「もし過去のデータ同様にプラスに働けば、数年後に価格は数倍になるかもしれない(し、そもそも下落するかもしれない)」程度に考えておくほうが良いかもしれません。

また、ビットコインに投資する際には価格の乱高下が激しい点にもご注意ください。過去の2回の半減期の翌年ではいずれも理論値を超えて、バブルのような急激な価格上昇をした後、その次の年(半減期の2年後)は最高値から約80%の下落を経験しています。

以下の記事で4年に1回の半減期に合わせて、ビットコインの価格の動き方には4年周期のサイクルがあると話をしました。

今回の半減期も過去2回と同様の動きをするなら、半減期の翌年(2021年)に行き過ぎた価格上昇を経験し、その翌年の2022年に大きく値下げて、半減期3年後は下げ過ぎた価格を取り返すように理論価格まで上昇して価格が落ち着くはずです。


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