【2019年10月FOMC】米政策金利0.25%引下げ。今後の利下げ停止も示唆。

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10月最大のイベント、アメリカの金融政策を決めるFOMCが行われました。

結果ですが、0.25%の政策金利の利下げは予想通りでした。また、今後の利下げは一旦停止する含みをもたせた点も、これまた事前の予想通りの展開になっています。

  • 【政策金利】:政策金利は0.25%引き下げて、1.50-1.75%に変更
  • 【声明文】:利下げを示唆していた「拡大を維持するために適切に行動する」という文言が削除された。今後、利下げは一旦停止して、様子見に入ることを示唆

0.25%の金利引き下げは予定通り

今回の金利引下げは、市場のほとんどが予想していたことなので、何の新しさもなかったと思います。直前の市場の予想では97%が利下げを見越していたので、もしも利下げをしなかったら驚かれたはずです。

直前では市場の97%が利下げを予想していた。

なので、今回のFOMCの決定した内容の速報を見て、「利下げですよね。はい、知っています」と元気よく答えた市場参加者は多数いたことと思います。

90年代後半の株高の再現を狙うFRB

今回で利下げを打ち止めにした場合、2019年3回だけ利下げしたことなります。これは90年代後半にFRBがやったことと同じです。

当時、アラン・グリーンスパン氏がFRB議長だった時代、本格的な不況に入る前に景気が減速した1995年と98年にそれぞれ3回ずつ利下げをして、景気拡大期を数年引き伸ばし、その間大きな株価の上昇させることに成功しました。

今のFRBもその再現を狙っているとの見方があります。

米金融当局、今年3回目の利下げと休止の用意か-30日FOMCで(ブルームバーグ)

FBRはしばらく様子見モード

同じ日に発表された2019年第3四半期のGDP成長率を見ても、アメリカに景気後退の差し迫った危険は全く感じられないです。それにも関わらず、FRBが3回連続で利下げをしたことで、次の景気後退までの猶予が生まれている気がします。

90年代後半のFRBのように、5年もの長い期間で景気後退を回避するのは難しいと思いますが、「もし何もなければ」1-2年は景気を持ちこたえそうな気配すらあります。

問題は「何もなければ」の点です。米中の貿易協議、イギリスEU離脱、中国景気減速など、先の見えない展開がまだまだ多いです。とはいえ、FRBとしては打てる手は打ったので、後はしばらく様子見モードに入ったようです。


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