10-12月期のアメリカの景気はかなり強い模様。

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昨日、11月のアメリカの製造業の景気はまだ強かったという話をしました。

今晩にも雇用統計やサービス業の景気も発表されますが、恐らく結果は悪くない数字が出てくるはずです。

10月も11月もアメリカの景気が良かったとなると、10-12月期(第4四半期)はかなり好調になりそうだと考えておく必要があります。

ここではアトランタ連銀が公表しているGDPの予想値(GDPNow)を見てみますが、今のところ第4四半期のアメリカの経済成長率は+9.7%(前期比年率)を見込んでいて、普段あまり見られないほどの高い数字が出ています。

この記事のポイント

  • この記事を書いている時点でGDPNowの予想値は+9.7%。アメリカの景気は10-12月期にかなり強まっている。
  • コロナ後の景気のピークは2021年前半だと思っていたが、このままいけば2021年第4四半期が上回りそう。
  • 私は2021年後半はアメリカの景気拡大ペースが落ちることを見越して、投資をしていたが明らかに早すぎた。

2021年第4四半期で米GDPの急成長を見込むアトランタ連銀


アトランタ連銀は、今のアメリカのGDP成長率がどのくらいになりそうかの予測値を計算して、GDPNowというページで公表しています。

この記事を書いてる時点で、GDPNowによるアメリカの第4四半期(10-12月期)の値は前期比年率で+9.7%とかなり高い値になっています。

予測値なので、実際の値と比べた誤差が大きいときには数%になることもあるのですが、できるだけこうした誤差を小さくするために既に発表された他の経済指標のデータを反映させてGDPの予想値に修正をかけ、公表値に近づける努力がされています。

以下はアメリカの第4四半期のGDP予想値をグラフにしたものですが、好調な他の経済指標の結果を受けて日に日にGDP予想が上昇しています。

アメリカの景気のピークについて


「アメリカの景気のピークは2021年の第2四半期で、それ以降は景気拡大のペースが減速するはず」と、私はつい数か月前まで思っていたのですが、この見方は間違っていたようです。

もしも、GDPNowのいう通りに第4四半期のアメリカが9%を超えるような成長を見せるなら、景気のピークは2021年第2四半期ではなく2021年第4四半期になるかも知れません。

この景気の波の読み間違えのせいで、私の投資のリターンも少し下がりました。

第2四半期にアメリカの景気の波のピークが過ぎれば、その後は「ヘルスケア業界株」「生活必需品株」などの守りの銘柄が強いだろうと思っていたのですが、この投資に切り替えるのはかなり早すぎたようです。

景気サイクルと業界株の関係

ただ、このブログでは最近何度も言っているように、好調な景気はそろそろ終わりに近づいている気もしています。

2021年では個人消費が好調でしたが、これはアメリカの人々がコロナで家で過ごす時間が長かった間にお金をためて、現金給付にも助けられて、たくさんの貯蓄があったことが背景にありました。

以下の記事でも書いたように、その貯蓄は既にコロナ前の通常の状態に戻っているので、これ以上に普段よりも大きな買い物は既にしづらくなっているはずです。

>>やはり好調だった10月のアメリカの個人消費

2021年第4四半期のGDP成長率が高いのは、前期が低迷していたからという理由もあります。

アメリカの景気のピークのタイミングは既に一度読み間違えましたが、景気のピークはそろそろ訪れても良い頃ではないかと思っています。


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