いよいよ始まる2020年4-6月期の決算シーズン

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7月13日の週から2020年4-6月期の決算発表が始まります。

前回の1-3月期の決算発表では、企業が決算を発表する毎に今後の利益予想が下がって株価も下がるのかと思いきや、強力な景気刺激策の効果を受けて株価は底打ちしてスルスルと上昇したため、今では米国株は割高に見えるようになりました。

4-6月は新型コロナウイルスの影響を受けて、もっともアメリカ経済が低迷したと言われる時期です。

この時期の業績が悪いことは織り込み済みですが、今後の明るい材料を織り込んで利益予想が回復基調に向かって割高感が解消される方向に進むのかに注目しています。

この記事のポイント

  • 1-3月期の決算シーズンだった4-5月では企業の利益予想が悪化して、株価は下落するものと事前に予想していたが、実際には強力な景気刺激策などのおかげで株価が上昇して株が割高になった。
  • 本日から始まる4-6月期の決算発表では、企業の利益予想が改善されるのかに注目。これ以上、割高になるとさすがに追加投資がなかなかしにくくなる。

一番の理想は、企業の利益予想が順調に回復して割高感が解消に向かうことですが、決算の内容が想定以上に悪くて株価が下落する場合でも、安くなった株を買いに行けるので、悪くはないです。

困るのは1-3月期の決算のように、利益予想が下がりながら、株価が上昇する場合です。これ以上、割高感が続くと流石になかなか追加投資をしにくくなります。

景気低迷下の決算がいよいよ発表


7月13日のペプシコの決算から、2020年4-6月期の決算がいよいよ始まります。

この4-6月は新型コロナウイルスの影響を一番受けた時期と言われているので、各企業かなり業績が低迷すると予想されています。

既に過ぎた4-6月期の結果も大事ですが、「どれだけの業績の回復の兆しが見えたか」「既に始まっている7月の業績はどの程度回復しているか」など、今後の業績の回復見通しが明るくなるような材料がどれだけ出てくるかも重要です。

上記の記事でも書いたように決算シーズンを経て、アナリストたちが予想する企業の利益がちゃんと上方修正されるかを個人的には注目しています。

今は企業の利益予想はかなり低迷している上に株価も高いので、割高な状態です。

最近では、ようやくアナリストの利益予想に底打ちの兆しが出ているので、この流れを勢いづけるような決算になればなお良しです。

底打ちの兆しが見られる予想EPS(出典:FACTSET)

希望する展開


というわけで、この決算期で明るい材料が多く見え、企業の利益予想がぐっと引き上げられて、割高感が消えてくれれば一番良いと思っています。

7月からの決算シーズンで望む展開

  • (理想的には)企業利益予想が上昇して、割高感が解消されること。
  • (次点では)株の下落がおきて、割高感が解消されること。この場合は、余剰資金で株の追加購入もあり得る。
  • (あまり考えたくないですが)もしも前回の決算期と同様に、企業利益予想が下がって株価が上昇を続けてしまうと、割高感がさらに増えて株が買いにくくなる。

最近では、PER・PSR・PBRなどの小難しい数字をおいかけなくても、割高な銘柄を探すのにそれほど苦労しなくなりました。

例えば、アップルは直近の12ヶ月の決算をさかのぼると売上はゼロ成長、一株利益はわずかに3%しか成長していないですが、1年前の2019年6月30日から株価は約2倍になっています。

アップルは2019年からiPhoneを売る会社ではなく、音楽・動画・ニュース・ゲーム・決済などのアプリでサービスで毎月安定して儲ける会社に変わろうとしていますが、それを踏まえても、ほとんど成長なく2倍なった株価が正当化できるのか私にはわかりません。

アップルに限らず4-6月期はアメリカが全体で景気の低迷が見られた時期なので、ほとんどの企業で業績が悪化するのは仕方ないと思っていますが、今後業績が回復する兆しがあるのかどうかを株主もアナリスト達も聞きたがっているはずです。


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