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予想通りのインフレ低下と予想外の株高が起こった1年【23年振り返り】

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1年が終わったので、この1年間を振り返ってみたいと思います。

この記事のポイント

  • インフレの再燃の恐れは完全に消えたわけではないが、インフレの数字は順調に低下している。
  • インフレ率が下がって、市場は2024年の利下げ予想を急速に織り込み始めた。その後10月から12月にかけては米国株も米国債も急速に買われた。
  • 2023年に景気後退は起こらなかった。ただし、金利が企業に悪影響を与えるにはタイムラグがあるので、まだ景気の最悪期は来ていないだけと思っている。

2023年のアメリカ経済

この1年のアメリカの経済は、インフレ低下が進んだ一方で景気は堅調に推移しました。

上のグラフはPCEデフレータと呼ばれるFRBが見ているインフレ率の前年比です。2023年はかなり順調に低下していることがわかります。

特にこの数ヶ月では、PCEコアデフレータでも年率2%を下回るペースの伸びを記録する月が見られたりしています。

少し気になっているのは住宅価格です。住宅価格(下図)は2023年を通じて伸び続けているので、これが原因で2024年後半以降にインフレ率に上昇圧力がかからないかは心配ではあります。

このように一部の不安材料はあるものの、総じて2023年のインフレ率はFRBも満足のいく結果になったと思われます。

2024年は利下げの年へ

2023年にインフレが下がったことは、2024年の投資を考える上でも朗報だと思います。2023年にインフレ低下の目処がたったことで、2024年には株価や国債の価格に追い風となる利下げが見えてきたからです。

市場の予想では、2024年3月以降は毎月のように利下げが行われると見られています(下図)。

市場の予想を受けた10月以降は、米国株も米国債も驚くほど順調に上昇しました。

2023年の景気後退入りを回避した米国株は大きく上昇

私の中の2023年の反省点として一番大きなものは、2023年にアメリカで景気後退が起こると予想していたために米国株を持っていなかったことです。

前年まで高すぎたインフレが低下を続け、そして景気後退も起こらないなら(一時的かもしれませんが)アメリカ経済の正常な状態が続いたことを意味し、その間に順調伸びる資産は株価となったようです。

ただし、この1年間はS&P500の500社すべての株価が順調だったわけではありません。大手ハイテク頼みの状態が1年間のほとんどの時期で続いていたことは、健全な状態とは言えません。

また、2023年は景気後退を回避できましたが、2024年も同じことができるかは不透明です。

金利の悪影響は1年半から2年弱の年月をかけて企業の利益を悪化させるので、2024年も十分に景気悪化の可能性が残っています。というわけで、2023年の景気後退入り予想は外しましたが、2024年こそは景気が悪化する恐れがあり、私はまだ米国株に楽観的にはなれません。

反対に、2023年秋まで大きく売られた米国債は、2024年こそ返り咲く資産になると思っています。

2023年の資産について

最後に2023年12月末時点のポートフォリオについて書いて、記事を締めたいと思います。

資産額は前月から330万円ほど増えて$454,303(約6400万円)になっています。2023年になってからのリターンはドルベースで+27.2%で、1700万円ほど増やしました。

(この資産額には米国株の含み益20%分、暗号資産には含み益の55%は税金で取られるものとして除いてます。税引前の資産額は$624,035(約8800万円)、年初来+70.1%(+約4000万円)です)

先程書いたように今年順調だった米国株を保有せず、逆に10月まで大きな価格の低下が見られた長期米国債を保有していたので、2023年の投資は大苦戦しました。

それでもなんとかS&P500超えの成績を残せたのは、ビットコインが思いもよらずに上昇したおかげだと思います。こちらは2019年に買ってから放置してたもので、2023年の価格上昇の恩恵を受けることができました。

ただ、資産に占める暗号資産の割合がおかしなほど高くなってしまいました。数年以内にビットコインが大きく上昇することがあれば、さすがに比率を調整しようかと思います。

保有銘柄

このページの最後に、保有銘柄の一覧表を掲載します。

銘柄 シンボル 評価額(ドル)
ビットコイン BTC 292656
超長期米国債 TLT 97056
現金 55731
イーサリアム ETH 9199

2023年のブログ更新はこれにて完了になります。

来年こそは読みを外さずに狙い通りに資産が増える展開を期待したいですが、次の1年で何が起こるかを当てていく難しさは今年1年で嫌というほど実感したので、1年と言わず2-3年でトータルで資産を増やすようなイメージで行きたいと思います。


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