投資ブームができるまでの3段階で、どのような投資を目指すか。

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先日の以下の記事で、投資のブームが出来るまでには「一部の賢明な投資家がある投資の魅力に気づく、より多くの投資家に広まる、初心者もその投資に参入して過大な評価がつき価格が支えられなくなる」の3段階のステップがあるという話をしました。

この3段階の変化は、上昇相場でも下落相場でも同じような動きが見られる傾向があります。

この記事では、これらの3段階が見られる環境で、どのような投資が目指すのが良いのか個人的な意見を書いていきます。

この記事のポイント

  • 「(1)一部の賢明な投資家がある投資の魅力に気づく、(2)多くの投資家に広まる、(3)初心者もその投資に参入して過大な評価がつき価格が支えられなくなる」の3段階の変化は、強い上昇相場で見られる動き。
  • 個人投資家が第1段階の先進的な気づきを得るのは難しいので、第2段階で多くの投資家に広まる中で投資をはじめて、3段階目でリターンを回収するのが理想。
  • 重要なのは、3段階目で動くような多くの人と同じ動きをしないこと。たとえば、米国株のハイテク株の人気が既に3段階にいると判断するなら無理にその波に乗らず、まだ第2段階目にあると思われる業界の株や、新興国株やゴールドなどに投資を検討するのも手。
  • また、下落相場でも同様の3段階は存在する。3段階目で全ての人が悲観的になったタイミングが買いのタイミング。

投資ブームが出来上がるまでの3段階


投資がブームになるまでには、たいてい次の3段階があるようです。

投資のブームができるまでの3段階

  • (1)世界の中でも際立った一部の投資家だけが、ある投資が魅力的だと気づく。
  • (2)多くの投資家も、その投資の魅力に気づく。
  • (3)最後には、全ての人が今後も価格が上がり続けると思い込む。

先日の記事でも書いたように、米国株への投資の人気は、(1)一部の賢明な投資家がリーマンショック後の2009年2月に「米国株は既に下げ止まって、魅力的な投資先になっている」と気づいた第1段階、(2)多くの投資家が続いて投資する第2段階の2010年代をへて、2020年現在は(3)投資初心者にも裾野が広がった3段階目に入りつつある状況にある気がします。

当然ですが、早く気づいた投資家ほどリターンが大きくなる一方で、早く投資の魅力に気づくのはとても難しいという一長一短な関係があります。

投資ブームで個人投資家が目指す姿

私が目指しているのは、多くの投資家が参入してくる時期(2)に自分も投資をして、初心者も参入する段階(3)に入ってしばらくしたら、価格の下落を見据えて少しずつ投資を回収していくというスタンスです。

本当なら世界の投資家に先駆けて(1)の段階から先進的な投資をしたいのですが、個人では手にできる情報と分析能力の両方が足りないので、そこはプロの投資家に人に任せることにしています。

もしも何かの兆候に気づいて投資をしたとしても、それが正しい推測でない場合は結果的に損をするので、(1)で大きなリターンを狙うのは個人投資家にはかなり難しいです。

既に投資のブームに乗り遅れたなら、別のブームを探すのも手

既に自分が投資のブームに乗り遅れてしまったと感じるなら、無理にその投資をせずに、今後投資家に買われる可能性がある別の投資先を見つけるのも手です。

例えば、2020年は米国株のハイテク銘柄が力強く上昇しましたが、既に第3段階目に入っていると判断した場合は、無理にこれからハイテク銘柄に投資をする必要はないと思います。

今後は業績が回復するはずのハイテク業界以外の株を買ったり、世界の経済発展を引っ張っていくことを見越して新興国株を買ったり、将来のアメリカのインフレ率上昇を見越してゴールドを投資したり、先回りした投資をするのも手です。

これらの投資がうまく行った場合には、より多くの投資家や初心者投資家も新たに参入してきて、第3段階に入っていくこともありますが、その頃には自分の投資はリターンを十分出しているはずなので、少しずつ投資の利益を回収することができるはずです。

急落を迎える時の3段階


上の3段階の応用例なのですが、相場が急落するときにも同じ傾向が見られます。

急落が起こるまでの3段階

  • (1)世界の中でも際立った一部の投資家だけが、ある資産の価格が価値を大きく超えて割高だと気づく。
  • (2)多くの投資家も、その投資の割高感に気づく。
  • (3)市場が下落して、最後には全ての人が今後も価格が下がり続けると思い込む。

個人投資家が目指すべきは、(3)で全ての人が価格がこれからも下がると恐怖している最中に、急落した価格で買いに行くことが理想です。(3)の典型例は、2020年3月コロナショック時の相場です。

この急落時に安くなった価格で買うための投資余力を確保するために、直前の上昇期では少しずつ投資を回収しておくことが重要になると思います。


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