決算を控えるアップル、2019年4-6月期の売上は苦戦必須か。

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さて、今回の記事は7月30日に控えているアップルの2019年4-6月期についてですが、今期のアップルはさすがに厳しい材料が多いです。

アナリストは前年同期比で-3.1%の売上減少を予想していますが、私は-3%よりも大きな減少をするのではと懸念しています。

アナリストは4-6月期に3%程度の売上減少を予想

アップルの2019年4-6月期の決算が7月30日に予定されています。その決算を前に、アナリストが算出している事前予想を振り返ってみましょう。

  • 売上:609.8億ドル(前年同期は629億ドルで-3.1%の下落予想)
  • 1株利益:2.67ドル(前年同期は2.91ドルから-8.2%ほどの下落予想)

売上3%減少で済まないと考える要因

マイナス8.2%の減少を予想している利益はまだしも、売上に関してはマイナス3.1%ではすまないのではないかと考えています。

私が4-6月期のアップルが苦戦すると考える要因は以下のとおりです。

  • iPhoneは売上の半分以上を占めるが、近年iPhoneの売上減少が止まらない。1-3月期は前年比マイナス17%だった。
  • iPhoneの売上下げ止まりが焦点だが、1-3月期のiPhoneの売上減少の要因は主に中国で、米中の貿易戦争が加熱した4-6月での中国の売上回復の期待薄い。
  • Googleが「高性能モデルをお得に」をコンセプトにしたスマホのPixel3aの発売で、GoogleのPixelの販売台数が前年同期の2倍以上になったと明かしている。日欧米でも高価なiPhoneが嫌気されて売上減少する恐れがある(こちらの2019年2Q決算記事参照)。
  • 近年のiPhoneの売上減少を補う要素としてティム・クックCEOはサービス事業をあげているが、2019年目玉の4つのサービスのうち、4-6月期までに1つしか立ち上げられていない。

最後のサービスについてですが、2019年にアップルが開始を宣言している目玉サービスとは以下の4つです。iPhoneの売上減少を補うことを期待されているサービスですが、4-6月期でスタートしているのは定額制のニュース購読アップルの「アップルニュース+」のみです。

  • アップルニュース+(ニュース定額制サービス):2019年3月末に開始済み
  • アップルカード(アップルのクレジットカード):2019年8月開始予定
  • アップルアーケード(ゲーム定額制サービス):2019年秋開始予定
  • アップルTV+(動画配信定額制サービス):2019年秋開始予定

サービス詳細はこちら:
アップル、ニュース・ゲーム・映画の定額制サービスとクレジットカードを発表。(NEWS CARAVAN)

アップルニュース+の定期購読しかサービス開始できていない状態の4-6月期の決算では、アップルは苦戦をするのではないかと考えています。

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