今後の金融と経済の注目点を整理。まず注目は7月FOMCの利下げ。

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収まった貿易戦争の混乱

6月29日の米中首脳会談で、これ以上の追加関税の発動が抑えられたため、しばらくは平穏な日々が戻りそうです。

「関税は引き上げない」米中首脳会談後のトランプ大統領が明言。

米中首脳会談明けの本日の日経平均は前日終値から+1.86%上げています。S&P500の先物市場も+1.3%で推移しています。実に平和な日々ですね。久々に、緊張感ゼロで記事を書いています。

てっきり、追加関税が発動され、なおかつFRBも利下げを急ぐ事態になるかと思っていたので、資金を待機させたり、売るタイミングを準備していましたが、その差し迫った理由もなくなりました。

のんびりと次の不況への備えをすることにします。まだまだ景気後退までには時間がかかるようであれば、いくらか株の買い増しもしたいなという心の余裕も生まれました。とりあえずは、次の2019年7月末のFOMCの様子を見てから考えることにします。

今後の金融・経済の争点

さて、先日別の記事でも書きましたが、2019年7月以降に注目するのはこれらの3点です。

  • 1. 年内の米国金利の利下げは市場の予想通り3回行われるのか。利下げなしの場合、株価調整局面が来るのか。
  • 2. 米中貿易戦争の加熱化が止まった状態で、世界の景気後退局面は来ないのか。
  • 3. 逆イールドカーブは解消されてしまうのか。

次に波があるとしたら、FRBが利下げしない発言が飛び出して、市場が調整に入ることくらいです。市場は完全に年内3回の利下げを見込んでおり、その1回目の利下げは7月を想定しています。中央銀行のFRBとしても米中貿易戦争の休戦で、利下げの緊急度合いが下がったのなら、7月末のFOMCを待たずに、連銀総裁などの高官の発言で市場の期待値を下げてくるでしょう。7月はとりあえずFRBメンバーの発言には注目です。

2つ目にあげた世界の景気局面については、米中貿易戦争が沈静化したので、ゆっくりと各国の経済指標を追いかけて健全性を確認することにします。そして、このブログでも調べた世界各国の経済状態は記事にしたいと思います。差し迫った脅威はないものの、まだまだ世界各国にはリスクが存在しているので、その懸念が拡大していないかの一月単位で確認することになりそうです。

3つ目についてですが、景気後退局面入りする前には逆イールド現象が解消の解消されることが知られています。2019年6月にはその直前まで行きましたが踏みとどまりました。

【解説】12年ぶり発生した景気後退シグナル、逆イールドとは何か。

ついに逆イールド解消か。景気後退の足音が忍びよる。

現時点では、今後数ヶ月から1年もせずに景気後退局面がくると私も思ってます。しかし、差し迫った脅威がない状態なので、89年の時のように、逆イールド現象が解消しても1年ほど株価が上昇してピークをつけたのちに、景気後退入りすることも可能性として出てきました。

逆イールド発生 利下げ開始 逆イールド解消 株価のピーク 景気後退
1989年5月 1989年6月 1989年7月 1990年6月 1990年7月
1998年9月 2001年1月 2001年1月 2000年8月 2001年3月
2006年2月 2007年9月 2007年9月 2007年10月 2007年12月
2019年3月 2019年7月(市場予想)

本当は米中貿易戦争が加熱して、一気に景気後退局面に向かってくれたほうが動きやすかったのですが、景気後退までのんびりと考える時間をくれたのなら、その時間を使って前回のリーマンショック時の株の動きや、購入銘柄を調べるなど有意義に使いたいと思います。

各争点に対してやることリスト

というわけで、これからの経済と金融の注目点と、私自身へのやることをまとめておきたいと思います。

  • 1. 年内の米国金利の利下げは市場の予想通り3回行われるのか。利下げなしの場合、株価調整局面が来るのか。⇛FRB高官の発言に注目。利下げしない場合の株価下落局面で株を買うか否かを検討
  • 2. 米中貿易戦争の加熱化が止まった状態で、世界の景気後退局面は来ないのか。⇛主要な国の経済指標をウォッチ
  • 3. 逆イールドカーブは解消されてしまうのか⇛逆イールドカーブの進行具合をウォッチ。上記2の世界経済の状態を見ながら、景気後退局面が直ぐに競うなら再び下落局面に備える。特に兆候がないなら、98年のような株価を想定して株の購入をするか検討

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