【投資方針】次の不況を耐える新ポートフォリオを考案しました。

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今まで私は米国株のみ100%保有し、売却をしない方針で投資をしてきましたが、2019年は次の景気後退に備えて、大きく投資方針を変えています。

2019年8月時点の投資方針

大きな変更点としては、今後来る不況に備えて、株以外にも債権や金などにも投資することを決めています。この新たな投資方針にそって、具体的にどんな銘柄や資産をどの割合で保有するかのポートフォリオを考えたので、一度ここで公開したいと思います。

今後目指すポートフォリオ

まず、資産配分についてです。今まで100%株式でしたが、30%ほどまで大きく減らします。

資産 配分
米国個別株 30.0%
20年以上米国債 40.0%
7-10年米国債 17.5%
7.5%
ビットコイン 5%

今までは、株100%で問題ないほどの順風満帆なアメリカ経済の拡大とそれを支援する金融政策でしたが、今後のアメリカ株は停滞することを見越しています。大きな株価下落に備えて、国債の保有率を60%弱と多めにしています。

また、個別株の詳細も含めて、保有予定の資産を次のようにします。資産は四半期に1回リバランスを実施します。

シンボル 説明 割合
TLT 20年以上米国債ETF 40.0%
IEF 7-10米国債ETF 17.5%
IAU 金ETF 7.5%
BTC ビットコイン 5.0%
SBUX スターバックス 4.1%
VTI 米国株ETF 3.9%
NVO ノボノルディスク 3.3%
V ビザ 3.2%
DIS ディズニー 3.1%
MSFT マイクロソフト 2.9%
MA マスターカード 2.9%
GOOGL グーグル 2.6%
FB フェイスブック 2.2%
AMZN アマゾン 1.8%

考慮点

ポートフォリオを作る時のポイントですが、リスクをいかに抑えるかに時間と頭を使いました。

まず、一番悩んだのはビットコインの扱いです。

特にビットコインに投資することを決めたはいいものの、このじゃじゃ馬のような乱高下の激しい資産をどうやってコントロールしたら良いかが本当に悩みました。

いっそのことビットコインは諦めて売却しようかと何度も思いましたが、うまく使えばリターンの源泉になる&失敗したとして、たかだか数%の損失になるようにすればいいと考えて、5%の資産配分を決めています。(既に現在ビットコインの保有率は8%あるので、近々調整します。)

ただ5%でも大きすぎるくらいなので、後々変更する可能性が十分あります。

参考にしたのはレイ・ダリオ考案の個人向けポートフォリオ

世界的な大手投資ファンド「プライスウォーターアソシエイツ」を率いるレイ・ダリオは、2007年のサブプライム・リーマンショックでも大きな損失を未然に防いだ実績があることで有名です。

レイ・ダリオが自身の会社で使っている投資手法は素人には真似できない非常に高度なテクニックを使っていますが、アンソニー・ロビンズ著の「世界のエリート投資家は何を考えているのか、何を見て動くのか」の本の中では、個人でも真似できるようにレイ・ダリオが設計したポートフォリオがあり、それを今回のポートフォリオ設計の参考にしました。

レイ・ダリオによれば、景気には「好景気」「不景気」「インフレ」「デフレ」の4つの局面があり、それぞれで適切な資産が異なるそうです。

  • 好景気:株、社債、商品取引、金
  • 不景気:長期米国債、米国物価連動国債
  • インフレ:商品取引、金、米国物価連動国債
  • デフレ:長期米国債、株式

その4つをバランス良く組み合わせることで、4つの全ての景気局面でも比較的安定したリターンを上げられることを目指したのが、レイ・ダリオの個人向けポートフォリオで、今回はこの資産配分を参考にしました。

資産 レイ・ダリオ考案 YUTA考案
株式 30.0% 30.0%
20年以上米国債 40.0% 40.0%
7-10年米国債 15.0% 17.5%
7.5% 7.5%
商品 7.5% 0%
ビットコイン 0% 5%

修正ポイントは商品ではなく、ビットコインに投資している点です。また、今回ビットコインを7.5%保有するとポートフォリオの損失が大きくなる年が何年か見られたため、その割合を5%に抑えて、その分を安定性を増すための国債にあてています。

その上で、株式は投資方針でピックアップしていた米国株の個別銘柄を選択しています。10銘柄程度を選んでいますが、それぞれの銘柄の保有比率は、各銘柄のリスクが均等になるようにしてバランス調整しています。

投資方針でピックアップしていた個別株はこちら参照:
2019年8月時点の投資方針

レイ・ダリオ考案の個人向けポートフォリオの特徴

「世界のエリート投資家は何を考えているのか、何を見て動くのか」の中で、レイ・ダリオの個人向けポートフォリオを組んだ場合の1984年から2013年の成績について触れています。

  • 年利回り9.72%
  • 30年で損失は4年のみ。平均損失は1.9%。
  • もっとも損失を出したのは2008年でマイナス3.93%(※S&P500はマイナス37%)

これは、もはや抜群の安定感です。特に素晴らしいのは、2008年のリーマンショックがあった年に市場平均(S&P500)がマイナス37%を記録している中、レイ・ダリオ考案のポートフォリオはわずかマイナス4%に押さえている点です。

私のポートフォリオはレイ・ダリオほどの安定感は無いですが、それでも2013年から2019年までの成績を弾いたところ、S&P500よりは下落率を抑えつつ、高いリターンを上げられています。

リターン YUTA考案 レイ考案 SP500
年平均 22.75% 5.62% 14.01%
ベストイヤー 70.10% 13.13% 32.18%
ワーストイヤー -3.04% -3.03% -4.52%
最大下落率 -9.99% -6.74% -13.55%

ただし、上記は四半期に1回資産配分の調整(リバランス)を行っている上での成績です。調整する際には、本来は税金が発生するので私の考案したポートフォリオはもっとリターンが低くなります。

さて、時間をかけて考えたこのポートフォリオで、うまく次の景気後退を乗り切れるでしょうか。うまく行かなかった場合には、以降の人生の景気後退前は、レイ・ダリオの個人向けポートフォリオをそのまま真似することにします。


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