ボーイング、ギリアドなど一部の株を売却しました。

  • yuta 
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アメリカは中国への関税引き上げに加えて、メキシコに対しても態度を強めて関税を引き上げており、世界経済に様々な余波を与えつつあります。

通常、米国債10年の利回りは3ヶ月もの利回りよりも高いのですが、不況入りする前にはそれが逆転する逆イールド現象が見られると言われています。その逆イールド現象は5月末にかけてリスク回避からの長期国債購入の動きを受けて、急にマイナス幅を広げています。

先日5月23日にアクセンチュアやNVIDIAなどを売却していますが、5月31日の市場でもボーイングやギリアドをはじめ、いくつかの株を売却しました。

  • ボーイング(BA)
  • ギリアド・サイエンシズ(GILD)
  • マンハッタン・アソシエイツ(MANH)
  • シュルンベルジェ(SLB)
  • フリーポート・マクモラン(FCX)
  • ブルーエプロン(APRN)
  • カラマリンフーズ(CALM)

参考記事:アクセンチュア、NVIDIAなど株を売却しました。

ボーイング

ボーイングは保有してから、本当によく頑張ってくれました。時代の流れにのった勢いのあるIT企業ではなく、歴史ある企業にも関わらず2016年からの3年間は株価は倍になったりと、その勢いには目を見張るものがありました。

こういうと別れの挨拶みたいですが、売却したのはNISAで保有していた半分ほどなので、まだまだ一部保有しています。中国が購入予定だったボーイングの機体も、昨今の貿易戦争で影響を受けているようなので、苦しい状況が続くと思いますが、これからも頑張ってほしい銘柄です。

しかし、ふと思ったのですが、ボーイングのような市場を少数独占している企業は強いですね。クレジットカード決済のビザ、マスターカードもそうですが、長年業界を引っ張る企業が数社に限られているビジネスは、他の企業が新規参入しにくく、無理な価格競争も働きにくいので順調に業績を伸ばしていっている印象があります。

今回は中国の情勢の影響を受けそうなことに加え、NISAで膨らんだ売却益も課税がかからないのでNISA分だけ売りましたが、情勢が落ち着いたり、無事にリセッション(不景気)が去った後には再度買い増ししたいと思います。

ギリアドサイエンス

ギリアド・サイエンシズは全株売却しました。C型肝炎を完治させる高額な治療薬のソバルディとハーボニが破竹の勢いで売れた2014年に株を購入しましたが、「完治」してしまうからこそ継続的な収益を維持できず、その後はなかなか難しいビジネス展開が待っていました。

企業を成長していたとしてお、ビジネスに継続性があるかを株を買う前に検討する必要があることを教えてくれた良い銘柄でした。しかし、その勉強代は購入金額の40%以上を根こそぎ取られる大変痛いものでした。

もう一つ言うならば、製薬会社は薬の特許切れのリスクもあり、先進国の薬価引き下げの圧力を受けやすく、投資としては難易度が高いですね。製薬会社は不況でも安定した収益を上げるので、世界景気が低迷する今のタイミングでは保有するメリットもありますが、同じメリットを持つマクドナルドなどのほうが将来が見通しやすく、そっちのほうが投資しやすいですね。

その他銘柄

その他銘柄は保有金額も小さいので、サラッといきます。

マンハッタン・アソシエイツはそもそも有名な企業ではないですが、小売店を対象に効率的な在庫管理サービスを提供している会社です。少し変わったところで言えば、倉庫の在庫管理ロボットを他の企業に先駆けて導入するなど先進的な取り組みもしています。

ただ苦しいのはAmazonの倉庫サービス(フルフィルメントサービス)とも被ってましたね。株を購入するまではフリー・キャッシュフローを年々着実に増やしている安定企業でしたが、近年は少し苦戦していました。

マンハッタン・アソシエイツも、同じタイミングで売却した石油関連企業シュルンベルジェも、株を購入するまで大変優れたバランスシートと安定した収益をあげていましたが、過去のデータが優れていたからと言って必ずしも今後の株の成績が良くなるとは限らないのは、難しいところです。やはり、財務データが良いのはもちろんですが、それだけではなく競争優位性など他の特徴もある銘柄を選びたいと思います。

また、フリーポート・マクモランは高い配当金を理由に買いましたが、その後減配して配当も株価も大きく下落して痛い目にありました。配当ばかりに目を向けた投資ではなく、配当を維持するためには一株あたり利益の成長も必要だと思いました。

はじめから高配当銘柄を買うのではなく、高配当ではなくても長年利益とともに配当を増やした後に企業が安定期を迎えて利益成長が止まって、結果的に持っていた株が高配当になる展開を狙いたいと思います。

料理の食材とレシピのセットにして自宅に届けてくれるブルーエプロン、フレッシュな卵を提供するカラマリンフーズは、購入してから気づいたのですが、そんなに料理しない自分には正直不向きでしたね。

それに私、卵が食べれないんです。そんな企業を株を買った後もちゃんと継続して調べるわけないですよね。「株を買う前に気づかなかったのか」という声が聞こえますが、ちょっと何を言われてるのか理解が追いつかないです。すみません。

これからもこれらの企業を調べる気がしないので、このタイミングで売却しています。