コンテンツへスキップ

2021年の投資の振り返り

  • by

米国株はまだ12月31日の今年最後の市場が残っていますが、日本では今年も残すところあと数時間なので1年を振り返りたいと思います。

この記事のポイント

  • アメリカは好景気だったが、物価が急上昇し、金融緩和は縮小に向かった。
  • 2022年も強いインフレと、それを抑えるための利上げが注目されるはず。
  • 2021年の投資は伸び悩む期間も長かったが、S&P500のリターンを超えたことは唯一の良かった点。

2021年のアメリカ経済は好調も、インフレ率は大きく上昇


この1年のアメリカの動きをさっとまとめると、次の3点に集約されます。

  • アメリカは1984年以来の実質GDP成長率5%超で、景気は絶好調だった。
  • インフレ率が大きく上昇した。
  • 金融緩和は縮小に向かいはじめ、2022年からの利上げの準備が整った。

2021年はとにかく景気が良かったです。アメリカでは現金給付などの景気対策に加えて、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んで経済が息を吹き返した年でもありました。

しかし、まだ雇用が回復しきらずに商品やサービスの提供能力が低い時期(供給が少ない時期)に、現金給付で人々の購買意欲が高まった(需要が高まった)ので、2021年のアメリカでは強いインフレが起きました。

この強いインフレを食い止めるために、ようやくFRBも金融緩和の縮小に動いたという流れがありました。

※詳細は以下の記事にまとめてあります。
>>絶好調だった2021年のアメリカ経済と米国株

恐らくは2022年も「インフレ」とそれを抑えるための「政策金利の引き上げ」が大きなテーマになるはずです。

苦しい時期が続いた私の2021年

この1年で資産は+35%、2200万円分増加して6480万になりました。

(税引前では税引前では+45%、3200万円分増加して8700万円になっています。)

資産はそこそこ増えたのですが、投資をしている当人としては1年間のほとんどは苦しい時期が続きました。

2021年で順調だったのは最初の4ヶ月だけで、それからは上下しただけでほとんど資産を伸ばせませんでした。

昨日の記事で書いたように今年は反省すべき点も多かったのですが、 資産が伸び悩んだ一番の要因は、2020年から2021年前半にかけて上昇して資産の大部分を占めるようになったビットコインが2021年5月以降に伸び悩んだことです。

右肩上がりに上がり続ける資産などないので、これは仕方のないことです。

ただ、今のビットコインの価格なら来年2022年の伸びしろは米国株よりもビットコインのほうが大きいと思うので、まだしばらくは我慢して持ち続けようと思います。

唯一良かった点は、好調だったS&P500のリターンを上回ったことかもしれません。

2021年は米国株の中でも割高な銘柄にはできるだけ手を出さないように心がけていたので、投資先を選ぶのはかなり苦労しましたが、ひとまず結果を残せてよかったです。

来年もどちらかというとリスクを回避する姿勢になると思うので、来年こそは市場平均を下回るかもしれませんが、勝ち続けることはできないので、そういう年もあっていいかなと思います。

保有資産


最後に現時点時点の資産をメモして、この記事を終わりにします。

資産額は$568,424(6543万円)になっています。2021年のリターンは+2250万円(+37%)でした。

この資産額には米国株の含み益20%分、ビットコインには含み益の55%は税金で取られるものとして除いてます。

税引前の資産額は8830万円で、2021年のリターンは+3330万円(+47%)です。

2014年からの株資産推移

2014年の株資産の推移はこちらです。2018年9月以降は追加で入金していません。


上の図では直近のリターンが分かりにくいので、2020年以降のリターン(年初来リターン)の推移を拡大すると次のようになります。

上のグラフでは含み益にかかる税金をリターンから除外しているので、リターンは低めに算出されています。

資産構成

保有銘柄

このページの最後に、保有銘柄の一覧表を掲載します。

銘柄 シンボル 評価額(ドル)
ビットコイン BTCUSD 334021
ノボノルディスク NVO 49405
イーサリアム ETHUSD 25857
アルトリア MO 23315
現金 17822
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ BTI 17075
中国株ニューエコノミーファンド CXSE 17020
バイドゥ BIDU 11446
アリババ BABA 10577
iSharesゴールドETF IAU 9680
JDドットコム JD 9011
ジョンソン&ジョンソン JNJ 5454
マクドナルド MCD 4840
ピンデュオデュオ PDD 4756
ボーイング BA 4257
P&G PG 3666
ウォルト・ディズニー DIS 3403
フェイスブック FB 3357
ウォルマート WMT 2769
コカ・コーラ KO 2750
FUTU FUTU 2581
3M MMM 2356
アメリカンエキスプレス AXP 1489
ビザ V 1063
ウェルズファーゴ WFC 454

本ブログからのお願い

この記事は、読者が自由に記事の金額が決められるPay What You Want方式をとっています。

「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じた場合は、YUTA'S INVESTMENT TICKETをクリックして、価値に見合った金額をお支払い下さい。

価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、1人で何回クリックしても問題ありません。