金利上昇でも1ヶ月かけてゆっくり上昇した米国株【21年3月振り返り】

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2021年も早くも3ヶ月が終わりました。

前年のコロナの大流行が近年まれに見る大きな変化だったので、それに比べると2021年は経済も市場も比較的静かな立ち上がりになっている印象があります。

米国債市場は相変わらず大きく売られていますが、もともと多くの投資家が米国債の下落を予想していたためか、大きな被害にあっているという声はそれほど聞こえてきません。

2021年3月はそれほど変化が大きくない月でしたが、今後いくつか大きな変化が想定されているので、この記事で再度触れておきたいと思います。

この記事のポイント

  • 金利上昇のニュースが大きくとりあげられる月だったが、1ヶ月の成績ではダウもS&P500も上昇するなど、全体的には堅調だった。
  • しかし、これから数ヶ月から数年は「コロナ収束とアメリカの景気回復」「インフレ率と長期金利の上昇」「いつから金融緩和が縮小されるか」など大きな変化が待っている。
  • どのような経済・市場の環境になっても、すばやく状況を把握して柔軟に投資することには変わりはない。

ダウもS&P500も上昇して終わった3月


2021年の3月は前の月と同じように、アメリカの長期金利が上昇してその悪影響で下落する日が度々見られました。(長期金利は上昇すると、株に悪影響が出やすいです)

しかし、株価を下げる日は確かにあったものの、1ヶ月通してみるとダウ平均もS&P500も上昇して終わっています。

ナスダックなどのハイテク株を中心に買っていた投資家は下落したのかも知れませんが、それでも1ヶ月でマイナス2.5%の下落なら特に気にするほどのことではない気がします。

3月は投資家の心理を落ち着かせて、今置かれている状況を整理するにはちょうどよい月になったのかも知れません。

今後控えている大きな変化


1ヶ月終わってみるとS&P500はほとんど大きな動きはなく横ばいで推移したりと、3月は少し退屈でした。

私も保有資産を大きく変えることなく、「待ちの状態」が続いた月になりました。

ただ、米国株の投資家にとってこれからの数ヶ月から数年の間は、いくつかの大きな変化が訪れるかも知れないと思っています。

今後控えている変化

  • 2021年はコロナからの本格的な経済回復で、アメリカは37年ぶりの好景気が予想されている。その景気回復が数ヶ月以内に始まる。
  • 2021年の一時的な景気回復によって、インフレ率も一時的に3%台を超える。長期金利は今よりもさらに上昇するかも知れない。
  • 景気の回復が強く雇用が戻れば、2022年から2023年には金融緩和の縮小と政策金利の引き上げが行われる。

差し迫っている一番大きな変化は、37年ぶりとも言われているアメリカの好景気です。

この好景気で予想以上の雇用の回復も起これば、インフレ率の上昇や政策金利引き上げの前倒しなどが起こるかもしれません。

参考記事:今後の米インフレ率予想はこちら

また、政策金利の引き上げがゆっくりとしたペースで行われれば、その間に株価はするすると上昇してバブルのような高値になる可能性も残っています。

もしくは、2021年の景気は2020年のコロナ不況の単なるリバウンドで、2010年代のような低成長・低インフレの経済に戻るのかも知れません。

これからのアメリカは「1970年のような高いインフレ率に悩まされるのか」「2000年代ITバブルのようなバブルになるのか」「2010年代型の低成長になるのか」3つのパターンに、大きく分かれると思っています。

対応策について

幸い私たち投資家は、どんな局面でも儲ける手段が何かしらあります。

当たり前の話になってしまいますが、どんな状況になっているのかを素早く理解して、その状況に対応できる資産を持つことで大きな変化を乗り切りたいと思っています。

「長期金利が上昇するうちは、恩恵を受ける銀行株への投資を継続」、「インフレ率が増加するなら、その恩恵を受けるコモディティや貴金属への投資を増やす」、「低インフレ・低成長なら株に投資を増やす」という投資の切り替えができるように、今後1年は景気の流れを注意深く見ていたいと思っています。

資産状況


この記事の最後に、2021年3月31日時点のポートフォリオを公開します。

資産額は$616,283ドル(6825万円)になっています。

2021年になってからのリターンは+2530万円(+48%)で、先月からは1017万円増加しました。

この資産額には米国株の含み益20%分、ビットコインには含み益の55%は税金で取られるものとして除いてます。税金を考慮しなければ資産額は9762万円で、2021年のリターンは+4310万円(+69%)です。

2014年からの株資産推移

2014年の株資産の推移はこちらです。2018年9月以降は追加で入金していません。

上の図では直近のリターンが分かりにくいので、2020年以降のリターン(年初来リターン)の推移を拡大すると次のようになります。

上のグラフでは含み益にかかる税金をリターンから除外しているので、リターンはやや低めに算出されています。

資産構成


2019年から2020年春にかけて資産の30%まで買い増したビットコインは、上昇を続けて資産の約6割を占めるようになりました。

今後、もしも1ビットコイン10万ドルを大きく超えるような上昇を見せたら、売ろうと思っています。

保有資産

このページの最後に、保有銘柄の一覧表を掲載します。

ただし、これだけではどういう目的でそれぞれの銘柄を保有しているかが見えにくいのです。各銘柄の投資の意図を知りたい方は、こちらの記事で解説しました。ご興味あればのぞいてみてください。

銘柄 シンボル 評価額($)
ビットコイン BTC 388925
ノボノルディスク NVO 31370
アルトリアグループ MO 31397
エクソンモービル XOM 19338
コモディティETF GSG 14389
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ BTI 13418
現金 CASH 11640
アリババ BABA 9296
フリーポート・マクモラン FCX 8045
バンガード金融ETF VFH 7640
JPモルガンチェース JPM 7088
フェイスブック FB 7257
シェブロン CVX 7034
トリアン・インシュアランス TIG 6922
ウェルズファーゴ WFC 6895
バンガードエナジーETF VDE 6667
ロッキードマーティン LMT 6282
ボーイング BA 5349
ジョンソン&ジョンソン JNJ 5238
マクドナルド MCD 4151
ウォルト・ディズニー DIS 3929
P&G PG 3119
ノースロップグラマン NOC 2913
ウォルマート WMT 2651
3M MMM 2524
コカ・コーラ KO 2508
アメリカンエキスプレス AXP 1307
ビザ V 1039

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