欲望のレベルをあげるトランプ大統領「小幅な利下げは十分でない」

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7月30-31日のFOMCでは10年ぶりに0.25%の政策金利の引下げをすると見られていますが、直前になってもトランプ大統領はFRBに圧力をかけ続けています。

EUと中国は一段と利下げして、金融システムに流動性(お金)を提供すれば、EUと中国の製造業は製品を売りやすくなるだろう。対するFRBは、インフレが低いにもかかわらず何もしていない。EUや中国と比較して極めて小さな対応しかしないだろう。残念だ!

実は、トランプ大統領はこの1ヶ月間上のツイートだけでなく、何度もFRBに対して批判的なツイートを繰り返してきました。

将来、実際に経済が落ち込んだ状態で、利下げ幅を大きくするのは大きなコストがかかります。今なら、コストをかけずに、効率的に利下げを実行できます。昨年、FRBはあまりにも大きく、そしてあまりにも早く金融の引き締めを行いました。言い換えれば、ミスをしたのです。(大きなミスを!)再びミスするなんてことは無いように!

この7月22日時点のツイートでは利下げをするかどうかについても言及しているようにも見えましたが、冒頭の7月29日のツイートでは、もっと大きな利下げが必要だと明確に利下げ幅の主張している点で欲望のレベルが上っているように見えます。

ちょっと脱線しますが、前の文で「欲望のレベルがあがる」という表現で、頭の中に曲が流れた人は90年代のJ-POP全盛期に音楽をかなり聴いていた人ですね。

TM RevolutionのLevel 4という曲には「欲望もレベルあげれば ちょっとやそっとじゃ満たせないけれど 是が非でもお願いしたい 君が夢のカギになるから」という歌詞があります。今のトランプ大統領と市場の心理をよく表していますね。

大統領と市場の期待を一身に受けるFRBですが、私は2019年以降に開始する金融緩和策は、以前のサブプライム・リーマンショック時に比べたら、効果が薄れる恐れがあると考えています。

ただ、その理由は長くなりそうなので、以下の記事に分けて書くことにします。

2019年の世界各国の金融緩和に効果はあるのか。気になる日銀との類似点。


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