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ビットコイン急落でも、4年に1度の強気なトレンドはまだ崩れていない。

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最近、ビットコインは調子を落としています。

この記事を書いてい間にも価格はズルズルと下げている状況で、ビットコインはもっと下落すると予想する人の声もこの数日間でかなり多く聞きました。

多くの投資のプロたちが言うなら、これから数週間程度の短期的な期間ではその通りに下げるのかもしれませんが、私は再び年内に新たな最高値をつけて1ビットコインが1000万円に到達する可能性はまだ十分にあると思って、保有を続けています。

この記事のポイント

  • 2020年から続いているビットコインの強気相場はまだ崩れていないように見える。上昇相場だった2013年や2017年と似たような値動きは続いている。
  • 2017年の強気相場でも30-40%の下落は何回も見られた。たとえビットコイン半値になっても痛みを感じないような規模の余裕資金で投資していることが求められる。

弱気派が増えたビットコイン


この1週間ほどでビットコインの価格は20%以上も下落しました。この記事を書いている日も、1日で10%以上下落しています。

以前このブログでは、4月か5月にも1ビットコイン1000万円に達成するかもしれないと書いたのですが、この様子だと4月中の1000万年達成は難しそうです。

また、最近ではビットコインに弱気な意見もかなり多くなりました。プロたちが言うように短期的な動きとしては、ビットコインの価格はまだ下に向かっていくのかも知れません。

>>ウォール街専門家も指摘、ビットコイン勢い失う-チャート分析が示唆(ブルームバーグ)

ただし、私はまだビットコインは売らずに保有しておこうと考えています。理由は(1)まだ強気のトレンドが続いているように見えること、(2)過去のビットコインの価格を見ていると30-40%の下落は珍しくないことの2つです。

4年に一度のトレンドは崩れていない


ビットコインは約4年に一度、新規に発行されるビットコインの量が減っていく半減期と呼ばれる動きがあり、4年に一度需要と供給の関係が変わることから、価格も4年周期で似たような動きをしています。

以下のグラフでは、半減期から日にちが経過するにつれて、ビットコインの価格が何倍になったかを調べたものですが、だいたい同じような値動きをしていることがわかります。

また、2020年から始まっている今回のビットコインの上昇相場(濃ピンク)は、2012年からの値動き(灰色)と2016年からの値動き(薄ピンク)の間を取るような動きをしています。

そして最近の1週間で20%以上も下落しても、2020年から続いている上昇トレンドには大きな変化はないように見えます。

なので、短期的には他の投資家やプロが言うようにビットコインは下落する傾向にあるのかも知れませんが、大きな上昇トレンドの中にある数週間から数ヶ月規模の一時的な下落の可能性も十分にあると思っています。

過去の2017年のビットコインの価格を見ていると、上昇期間中でも30-40%価格が下落することは珍しくありませんでした。

30-40%下落することが珍しくないことを考えると、やはりビットコインに投資する際には、大きく下落しても痛みを感じない程度の規模の余裕資金でやるのが良いのだろうと思います。

さいごに


この記事では、過去のビットコインの値動き比較しつつ、まだ2021年のビットコインの上昇トレンドは崩れていないように見えるという主旨の記事を書いていきました。

この記事を読んだ後に、最新のデータで過去のビットコインの値動きの比較をしたいと思う人もいるだろうと思ったので、常に最新のデータを取り込んでグラフ化してくれるGoogleスプレッドシートを作成しました。

以下のURLで公開していますので、必要な時にのぞいてみてください。

>>過去のビットコインの価格の比較のグラフ(Googleスプレッドシートが開きます)

関連記事:

上記の記事でビットコインの価格予想をしています。2020年5月に公開した時点からモデルは変えていませんが、2020年からのビットコインの値動きをおおよそ捉えています。


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